【犬の皮膚病治療】善玉菌の力でバリア機能を高める画期的なケア方法とは

【犬の皮膚病治療】善玉菌の力でバリア機能を高める画期的なケア方法とは

お付き合いのある獣医の先生方にお伺いしたところ、犬の皮膚病は来院理由として最も多く4割近くを占めるそうです。 今回は、犬が皮膚病になりやすい理由、主な皮膚病、そして善玉菌を使用した画期的な予防・治療方法をご紹介致します。善玉菌は、犬の皮膚のバリア機能を高めるだけでなく、臭いを取り除く効果もありますので、是非一読頂き、大事なワンちゃんとの健やかな生活にお役立てください。

 

犬が皮膚病になりやすい理由とは

犬の皮膚病といっても、痒み、できもの、赤み、脱毛、フケなど様々です。なぜこのように犬は皮膚病を抱えやすいのでしょうか?以下にその原因を解説致します。

1.犬の皮膚はとても薄くデリケート

人・犬の皮膚も「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層で構成されています。一番上の表皮が外部の刺激から守る役割を果たしていますが、人の表皮が0.2mmであるのに対して、犬は半分以下の0.1mmです。このように表皮が非常に薄いため、犬の皮膚は外部からの刺激に弱い敏感肌で、トラブルを抱えやすいのです。

2.免疫系の力が落ちやすい生活環境

添加物を含んだドッグフードを継続して食べ続けてきた事による腸内環境の乱れや、家庭内で日常的に使われれている洗浄剤、消臭剤などに含まれる化学薬品により、犬にとって皮膚のバリア機能が低下しやすい生活環境が皮膚病の原因となっています。

3.細菌やダニが繁殖しやすい気密性の高い住環境

犬は、毛が多くべたべたとした汗をじわじわとかくため、皮膚が元々蒸れやすい上、通気性が悪い室内で過ごすことで、細菌やダニが繁殖しやすくなっているのも原因だと言われています。

(参照元:Petwell「【犬と猫の皮膚の構造】犬猫の皮膚は赤ちゃんの肌より薄く、デリケート!」)

犬の主な皮膚病とは:10種

それでは、犬の皮膚病には具体的にはどのようなものがあるのでしょうか?以下に代表的なものをご紹介致します。

1.アトピー性皮膚炎 ・原因

ハウスダスト(ダニの糞)、花粉、カビなど ・症状:湿疹、皮膚の赤み、長期間続くかゆみ、脱毛、皮膚が黒くなる色素沈着

2.膿皮症 ・原因

ブドウ球菌*の過剰増殖 ・症状:かゆみ、左右対称の発疹、脱毛、黄色っぽいフケなど *ブドウ球菌は健康な皮膚にも存在する常在菌です。しかしながら、皮膚のバリア機能が低下したり、皮膚の菌バランスが乱れると過剰に増えてトラブルの原因となります。

3.脂漏症 ・原因

過剰な皮脂の分泌や皮脂の成分バランスの乱れ ・症状:体がベタベタする、フケ、外耳炎を併発してべたついた黒い耳垢が出る

4.マラセチア性皮膚炎 ・原因

マラセチア*という真菌の過剰増殖(カビの仲間) ・症状:皮膚の赤みやかゆみ、ベタベタしたフケ、独特のにおいなど *マラセチアは健康な皮膚にも存在する常在菌です。犬の皮脂をエサに生きているため、皮膚の油分が増えると過剰に増殖して皮膚トラブルの原因となる。

5.ニキビダニ症(毛包虫症) ・原因

毛穴に寄生するニキビダニ(毛包中) ・症状:ブツブツした発疹や脱毛、赤みなど

6.皮膚糸状菌症 ・原因

「皮膚糸状菌」という真菌(カビの仲間) ・症状:脱毛や赤み、フケなど

7.角化型疥癬(かくかがたかいせん) ・原因

ヒゼンダニというダニが原因 ・症状:激しいかゆみ、厚みのあるかたいフケ

8.甲状腺機能低下症 ・原因

甲状腺ホルモン分泌量の減少⇒代謝の悪化 ・症状:左右対称の脱毛やラットテイルと呼ばれる尾の脱毛、皮膚が黒くなる色素沈着、フケなど

9.ノミアレルギー性皮膚炎 ・原因

吸血の際に犬の体内に入ったノミの唾液に対して起こるアレルギー反応 ・症状:広範囲にわたる強いかゆみや脱毛、ブツブツした発疹など

10.外耳炎 ・原因

アトピー性皮膚炎、脂漏症、食物アレルギーからの併発 ・症状:耳が赤くなる、耳のかゆみ、黒い耳垢が出る、においがきつくなるなど

(参照元:「犬の皮膚病ってどんな症状?原因や症状、予防策について獣医師が紹介 」2021年10月)

善玉菌を活用した皮膚トラブルの予防・治療方法とは

犬の皮膚病は、上記のいずれにあたるか、原因がはっきりしている場合もありますが、複数の原因が複雑に絡み合っているケースも多く、そのことが診断と治療を難しくしていると言われています。 そこで注目されているのが、善玉菌の力でバリア機能を高める画期的な皮膚のケア方法です。
善玉菌の5つの効果 善玉菌には、以下のようなメリットがあります。

1. 皮膚のバリア機能が高まる

善玉菌がブドウ球菌などの常在菌のバランスを整え健康な皮膚を育みます。

2. ダニの繁殖を抑制できる

ダニはフケや脂などのタンパク質をエサに繁殖します。善玉菌も、ダニのエサとなるフケや脂を消費し増殖するので、犬の皮膚に善玉菌を一定量定期的に塗布することで、ダニの増殖を抑制することができます。

3. 悪玉菌の繁殖を抑制できる

善玉菌が一定量皮膚に塗布されることで、カビ菌などの病原菌の繁殖を抑制され、皮膚病の要因を除去することができます。

4. 皮脂のバランスが整う

善玉菌は犬の皮膚と毛の脂を消費して代謝するため、皮脂バランスが整い皮膚トラブルを予防します。

5.臭いの元を分解・除去する

犬の臭いの原因には2種類あります。1つは犬の油脂、糞、尿などの有機物。もう1つは、カビ菌などの悪玉菌です。善玉菌は、有機物を消費するだけでなく、代謝をする際に天然の酵素を出し、臭いの元となる物質を元から分解します。更に、善玉菌は悪玉菌の繁殖を抑制するので、悪臭の発生を防ぎます。

善玉菌を高濃度に含んだSyzerasペットローション

Syzerasのペットローションには、活きている善玉菌が高濃度で含まれています。更に、善玉菌の活性成分である食物繊維イヌリンが入っており、善玉菌の活動をサポートし、健康な肌が育まれます。 既に多くの獣医の先生方から評価をされており、様々な皮膚トラブルと臭いの問題が軽減されたというフィードバックを頂いております。 大切なわんちゃんの毎日のケアに是非お役立てください。